高校生へ一言
「食糧が無ければ人は生きていけない」研究者を志したきっかけは祖父の言葉でした。食糧問題は様々な問題が複雑に絡み合っており、状況を改善するためには、共創的課題解決力を発揮し多面的な対策を講じることが必要です。私は作物や家畜の害虫被害に着目し、国内外の生産現場を訪れ、害虫防除法の開発を軸に食糧安定生産の道を探っています。皆さんも本学部で培われる共創的課題解決力を活かし、自分自身の心を動かす、みんなの心を動かす、そして、社会を動かす、そうした人材として地域社会・国際社会で活躍してもらいたいと思っています。