日韓青年リーダーフォーラムにて日韓プレゼン交流会を開催 共創学部の学生が4人参加! 2024.1.29
2024年1月24日(水)、朝から雪が舞う寒い日に、韓国から約50名の学生団体が九州大学の伊都キャンパスを訪れ、共創学部の学生と熱気あふれるプレゼン交流会を開催しました。
キャンパスツアーを終えた一団は、伊都ゲストハウスに集合。許斐ナタリー副学長によるフレンドリーな開会挨拶に続いて、環境問題と生物多様性をテーマとしたアジア・オセアニア研究教育機構の田中俊徳准教授によるミニレクチャーが行われました。
そしていよいよ日本と韓国に分かれ、ピッチが始まりました。「文化」と「経済」2つのトピックをそれぞれ共創学部の出石琴美さんと石井カサス愛育子さんが、韓国側のピッチに対する質問をレイク沙羅さんとナムハヌさんが担当。出石さんはフェミニスト問題の観点から今後両国のメディアはパラダイムシフトが必要であることを、石井さんは観光産業においてお互いの優れた産業を学び合うことの重要性を述べました。
韓国側の「文化」のピッチはソウル大学に進学予定のSeojoon Leeさんが担当。地域の独自性があるマイナースポーツを通して文化交流を促進する提案をしました。「経済」のピッチは同じくソウル大学に進学予定のSoyeon Parkさんが行い、両国の強みを活かした半導体の合弁事業を設立する提案をしました。
基本的に英語で行われましたが、議論が盛り上がると、日本語や韓国語が飛び交う場面も。活発ながら終始友好的な雰囲気で意見交換がなされ、最後は、清水周次副理事の温かい閉会の言葉で交流会は幕を閉じました。
交流会の後は、一同はバスで天神へ移動。グループに分かれて夕食をとった後は天神地区を散策し、さらに交流が深まりました。
日韓青年リーダーフォーラムと本イベントについて
日韓青年リーダーフォーラムの目的は、日韓両国の将来のリーダーとなる有望な学生の友好と相互理解を促進することです。本イベントは、参加者がグローバル・リーダーシップに必要なディベート・スキルを習得し、多様な視点や見解を交換しながら、異文化間の関係を構築するためのプラットフォームを提供しており、前回は北京大学にて行われました。
伊都ゲストハウスにて
左から、レイク沙羅さん、出石琴美さん、ナムハヌさん、石井カサス愛育子さん、続いて、MCを務めた学生と、韓国の学生たち