九州大学共創学部

共創学部オンライン短期プログラム /COIL 「紛争と記憶」 2023.12.21

2023年10月4日(水)から11月22日(水)までの8日間、3回目となる共創学部オンライン短期プログラム/COIL「紛争と記憶:信仰・排除・再統合」を実施しました。このプログラムは、ヨハン・ローレンス教授(共創学部)が、マカオ大学のグレン・ティマーマンズ教授との共同学術プログラムとして実施したものです。そのほか、Johannesburg Holocaust & Genocide Centre (JHGC)、ペンシルバニア州立大学、西南学院大学の教員もこのプログラムで協働しました。

プログラムの目的は、ホロコーストやルワンダの虐殺をはじめ、民族浄化やジェノサイドなどの残虐行為をケーススタディとして取り上げ、これらの歴史的事象について様々な方法論から基礎知識を共有し、グループワークやディスカッションを通じて知的交流の機会を提供することです。また、学生たちはホロコーストの生存者の話を実際に聞くことができる貴重な経験も得ることができました。

九州大学から29名、マカオ大学から17名の総勢46名の学生たちが英語でコミュニケーションをとり、学習と交流を深めました。学生からは「自分の英語力の不足と、海外の学生の批判的思考力の高さ・英語力の高さを痛感した。日頃の授業から、批判的思考を鍛える練習をして、自分の意見を英語で表現する練習をしなければならないと感じた。」等の感想が寄せられました。

レクチャーより

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