九州大学共創学部

准教授 内田 諭

UCHIDA Satoru

言語学

研究者情報

高校生へ一言

世界はことばでできている、そう言っても過言ではないでしょう。人と人とのコミュニケーションの役割だけではなく、歴史はことばで記録され、文学はことばで紡がれ、ルールや法律もことばによってできています。このように「ことば」はあらゆる側面と結びついていて、言語学の中にも認知意味論、語用論、社会言語学など様々なアプローチがあります。 一方、共創学部的なアプローチは、言語学を学んでから(=枠を決めてから)研究したいことを決めるのではなく、例えば「どうして誤解が生じるのか」という問いや課題を出発点にし、必要となる知識や技能の修得を目指します。言語学の知見ももちろん必要になりますが、社会学や心理学など他分野の知見も必要となるかもしれません。このように課題から出発することで自然と学際的なアプローチになりますし、解法は1つには限られず自分自身の色を出すことができます。自由な発想を持ったみなさんと「ことば」について議論できる日を心待ちにしています。

コロケーション入門:英語を話す土台を作る 九州大学 共創学部×夢ナビTALK

主な担当科目

  • 〔人社〕言語・コミュニケーション論A「言語研究概論」/アプローチ科目
  • 共創基礎演習/アプローチ科目
  • 課題研究(人と社会領域)「言語データ分析」/課題科目
  • 言語コミュニケーション論(構想科目/人と社会エリア)
  • 言語とコミュニケーションB(共創科目/人と社会エリア)
  • レクチャーシリーズ(構想科目)
  • 共創基礎プロジェクト、共創プロジェクト(協働科目)
  • 異文化対応2、海外活動A・B(経験科目)
  • ディグリープロジェクト(共創科目)