九州大学共創学部

九州大学共創学部とうきは市が連携協力協定を締結 2025.4.7

九州大学共創学部は、学生目線で地域の課題を解決することを目指して、福岡県うきは市と連携協定を締結しました。共創学部と連携協定を締結する自治体は、うきは市が初めてです。

共創学部は2018年に設置された学部で、総合知を用いて多様な人々と協働しながら、新たな価値を創造することができる学生の育成を目指しています。学生は実際にうきは市へ赴き、多様な人々と関わり合いながら、大学で学んだ様々な学問の方法論を組み合わせ、複雑な課題の解決を目指します。うきは市には装飾古墳や伝統的建造物群に代表される多くの史跡があり、果樹栽培も盛んで、豊かな歴史と自然環境に恵まれています。しかしながら、多くの地方自治体と同様、人口流出にともなう産業の担い手不足などの課題があります。

今回の連携協定を通じて、うきは市をフィールドに共創学部の学生が実践的な学びの機会を得るだけでなく、学生目線の取り組みにより、うきは市の課題解決に貢献することが期待されます。

連携協定式概要

締結日:令和7年3月26日(水)

連携の内容:

  1. 教育及び人材育成に関すること
  2. 市と共創学部が有する資源の相互活用
  3. 市の環境整備とまちづくり
  4. その他、市及び共創学部が必要と認める事項

九州大学共創学部とうきは市との関係

これまで古墳をはじめとする文化財関係に九州大学共創学部の教員が関わってきており、令和6年度に行われた共創学部等の学生も関わった「うきは市子ども古墳カルチャーガイドサポーター」の活動も非常に好評でした。また、令和7年3月には共創学部の学生が企画したワークショップを、うきは市において実施しました。そこで、今後は文化財に限らず、うきは市の様々な事業や政策策定、地域課題の解決に共創学部の学生が積極的に関われるよう、この度、協定を締結し、連携強化を目指してまいります。

 

 

一覧へ戻る