九州大学共創学部

その一歩は未来の地球へ JDP学科

その一歩は未来の地球へ

九州大学「共創学部」
新学科開設(予定)

国際連携学科(仮称)グラスゴー大学「社会・環境サステナビリティ学部」×九州大学「共創学部」*構想中につき変更が生じる可能性があります

新学科概要

  1. 開設時期/2028年10月
  2. 学科名/九州大学・グラスゴー大学国際連携学科(仮称)
  3. 定員/10名(九州大学5名、グラスゴー大学5名)
  4. 学位名/学士(学術)
  5. 育てたい人材

    喫緊の課題である社会や環境のサステナビリティを実現できる人材
    複数の国の現場を比較する視点をもち、国際的に協働でき、現場(フィールド)ベースで検証できる人材

  6. 学びの場所

    1年次は入学した大学、2年次はグラスゴー大学、3年次は九州大学、4年次は研究テーマにより学生がどちらの大学かを選択

  7. プログラム/ジョイント・ディグリー・プログラム(JDP)

    九州大学「共創学部」が、グラスゴー大学「社会・環境サステナビリティ学部」と共に設計、実施。卒業時には「両大学の名前が入った学位」を付与する。

九州大学
共創学部

九州大学は1911年に帝国大学として創立。12学部、20学府、国内最大級の大学病院や附属図書館などを保有している。共創学部は2018年設立。従来の学問的方法論のトレーニングを中心とした人材養成ではなく、今、世界が直面している諸課題を解決できる、新たな高度人材養成をおこなうことを目的としている。

九州大学共創学部画像

グラスゴー大学
社会・環境サステナビリティ学部

グラスゴー大学は、1451年に創立された世界トップレベルの研究を行う大学。その社会科学系カレッジに属するダンフリーズ・キャンパスは、世界大学ランキングでも高く評価されている学びの拠点(THEインパクトランキング2025で世界12位、QSサステナビリティランキング2026で世界27位)。

グラスゴー大学画像

MISSION

荒谷邦雄学部長顔写真

荒谷邦雄学部長

共創学部長からのメッセージ

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私たちの学部は12番目の学部として2018年に設立されました。ここでは、さまざまな背景をもつ学生たちが協力し、学問の枠をこえて世界の大きな問題に取り組んでいます。
この取り組みをさらに進めるため、私たちは2028年10月から、イギリスの名門・グラスゴー大学の「社会・環境サステナビリティ学部」と共同学位プログラムを始めます。日本の国立大学では初めての試みで、学生は日本とイギリスの両方で学ぶことができます。
このプログラムではアジアやヨーロッパの現場でのフィールドワークを通じて、環境問題の実際について深く学びます。将来、国際公務員などとして世界で活躍したいと思っている学生にとって、とても大きなチャンスを提供するプログラムです。新しい挑戦をし、未来を一緒につくっていこうという学生のみなさんにお会いできることを楽しみにしています。

ローレンス・ヨハン国際担当副学長顔写真

ローレンス・ヨハン国際担当副学長

九州大学国際担当副学長からのメッセージ

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ここ数年、九州大学の共創学部は、グラスゴー大学の「社会・環境サステナビリティ学部」ととても近い関係を築いてきました。一緒に COIL(オンライン国際協働学習) の授業を行ったり、スコットランドのハリス島でのフィールドワークに参加したり、互いの大学へ長期留学を送り合うプログラムを実施したりしてきました。こうした積み重ねにより、両大学の教職員・学生のあいだに強い信頼関係と深いつながりが生まれました。今回の 共同学位プログラム(Joint Degree Program) は、そうした協力関係が自然に進んだ「次のステップ」です。これまで育ててきた協力の深さと、両大学が共有している将来へのビジョンが形になったものだといえます。国際交流に関わる者として、私はこの大きなチャンスを、新しい挑戦に向かい、2つの大学文化で学び、世界の環境問題に一緒に取り組む意欲のある学生たちと共有できることを、とても楽しみにしています。ありがとうございます。

コンスタンティノス・コンティス教授顔写真

コンスタンティノス・コンティス教授
国際連携統括責任者(中国・東アジア担当)

グラスゴー大学国際連携統括責任者からのメッセージ

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私たちは、このジョイント・ディグリープログラムの設立を、九州大学 共創学部とともに行うことを、私たちの大学にとって非常に意味のある節目だと考えています。
グラスゴー大学は1451年に設立され、世界をリードする研究大学として知られています。
この新しい協力を進められることを誇りに思います。これは、九州大学との信頼、相互の敬意、そして強い協力関係の上に築かれたものであり、日本の国立大学における学部レベルのJDPとしては初めての取り組みで、私たちの国際戦略においても重要な前進となります。グラスゴー大学の国際化戦略は、長期的で高品質な国際パートナーシップを軸にしており、学術的な成果を高め、学生の機会を広げ、社会に貢献することを目指しています。
このジョイント・ディグリープログラムの開発は、この方針を体現する取り組みであり、より大きな国際的目標にも直接貢献するものです。環境分野は、私たちが現在直面している最も重要な地球規模の課題の一つです。
このプログラムを通して、学生は日本とスコットランドの両方で学び、真に国際的な視点から問題に取り組む力を身につけることを目指します。この取り組みは、社会に知識と解決策を還元するという、私たち大学の使命を進める上でも重要な役割を果たします。
私たちはこの重要な一歩を踏み出し、文化を越えて学び、日本とスコットランドの地域社会と関わり、持続可能な未来を形づくるリーダーとして成長する学生を迎えることを楽しみにしています。

ファブリス・ルノー教授顔写真

ファブリス・ルノー教授
社会・環境サステナビリティ学部長

グラスゴー大学SES学部長からのメッセージ

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私たちは、九州大学の共創学部とともに、新しいジョイント・ディグリープログラムを開発しています。 この協力は、環境教育とグローバルな学びの面で、大きな前進を意味します。
学生が二つの国で学ぶことで、学問的な知識を身につけるだけでなく、異なる文化的・地理的背景を考慮しながら、現場で実際の環境課題に取り組む力を育てられる、という意図があります。
学生は、異なる生態系を直接経験し、持続可能性に向けた政策の違いを学び、多様な仲間や地域の機関・コミュニティとの協働を通して、国際的なネットワークを築くことができるようになります。
私たちは、この提案中のプログラムが、現在そして将来の、地球規模および地域の持続可能性の課題に取り組む準備のできた将来の専門家を育てると確信しています。
このプログラムを今後発展させ、社会に貢献したいという意欲をもつ学生を迎えられるのを楽しみにしています。

PROGRAM

スティーヴン・ギレスピー博士顔写真

スティーヴン・ギレスピー博士
社会・環境サステナビリティ上級講師

グラスゴー大学のプログラム担当者からメッセージ

このジョイント・ディグリープログラムの中では、学生がスコットランドと日本の両方で、実際の環境問題に直接触れながら野外で学ぶことを重視しています。 野外での学び、実験室での経験、そして学術的な探究を組み合わせることで、一方の国だけでは得られない多面的な理解を育てることができます。
これまで、九州大学とグラスゴー大学の学生が合同で宿泊型のフィールドコースに参加し、意見交換を行い、スキルを磨くプログラムを実施してきました。これは異文化理解を深め、環境問題への取り組みを学ぶ貴重な機会となりました。
この経験は、ジョイント・ディグリープログラムの大きな可能性を実感させるものになりました。
私たちの目標は、学生一人ひとりの成長と可能性を十分に育て、現在と将来の持続可能性に関する課題と解決策に向き合う力を備えさせることです。
風景 2つの学問文化の中で自分を高め、実践的で深い経験を積み、世界で活躍できる人材となることを願っています。
このプログラムを発展させ、挑戦し、学び、世界へ羽ばたく学生を迎えることを楽しみにしています。

国際連携学科(仮称)プログラム概要

九州大学共創学部は、多様な人たちと協働しながら課題を発見し、解決に向けて取り組む力を育むプログラムを展開しています。一方、グラスゴー大学社会・環境サステナビリティ学部は、環境や持続可能性を専門的かつ体系的に深く学べることが特徴です。
このJDPでは、両大学のこうした強みに加え、日本と英国スコットランドという異なる文化・自然・社会的背景を活かし、2つの国の環境を行き来しながら学びます。学生は、世界のさまざまな地域で環境問題がどのように認識され、どのように解決が試みられているのかを深く理解することができます。また、環境科学や持続可能性の基本原理を学ぶだけでなく、それらの考え方が異なる社会でどのように政策や取り組みとして実践されるのかを考える機会が提供されます。
学ぶ場所について、学生は全員、1年次はそれぞれの入学した大学で、2年次は全員グラスゴー大学で、3年次は全員が九州大学で学びます。4年次の卒業研究は、学生自身の研究テーマに合わせて、どちらかの大学で学ぶかを選ぶことができる予定です。

1年次 2年次 3年次 4年次
入学した大学 グラスゴー大学 九州大学 研究テーマにより学生が九州大学またはグラスゴー大学を選択

卒業後の進路

  • 大学院進学
  • シンクタンク、コンサルティングファーム、金融機関等
  • 上記のほか、広義の「環境」に関する政策、社会実装、持続的可能性に関する専門家(social innovator)

入試

九州大学・グラスゴー大学国際連携学科(仮称)の定員は10名(九大採用枠5名、グラスゴー採用枠5名)。

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授業料等

入学料 282,000円 授業料/年 535,800円 (2026年3月現在)

※現時点の検討案では、授業料は修学場所に関わらず、九州大学に入学した学生は九州大学の授業料を、グラスゴー大学に入学した学生はグラスゴー大学の授業料を支払う予定です。

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